ねずみ
今日は、どんな本を紹介してくれるの?
ふみもこ
今日は、小説家、『機龍警察 自爆条項』日本SF大賞、『機龍警察 暗黒市場』吉川英治文学新人賞、『土漠の花』日本推理作家協会賞、『欺す衆生』山田風太郎賞、『香港警察東京分室』などで有名な月村了衛さんの本を紹介するよ!
ねずみ
楽しみ!
『非弁護人』
宗光彬は、高度な法律関連事案の解決を請け負う元特捜検事です。彼は、闇で法を駆使し、非道極まる者たちを追い詰めます。
『半暮刻』
児童養護施設で育った元不良の翔太は先輩に誘われ会員制バーの従業員になります。この店は女性をだまし金を使わせる半グレが経営する店でした。マニュアルに沿ってだます翔太と、大学に通い「学び」のためにこの店で働く海斗。二人の若者を通し、日本社会の歪み、闇が描かれています。
『十三夜の焔』
十三夜の湯島で、先手弓組・幣原喬十郎は男女の死体の傍らで涙する盗賊の千吉と出会います。二十年以上にわたる二人の因縁を描いています。
『影の中の影』
ウイグル人亡命団と事件を追うジャーナリスト・仁科曜子が襲われます。送り込まれた中国人の刺客と、弱腰の日本政府と警察に、亡命団は追い詰められていきます。影とは誰なのか?
『コルトM1851残月』 大藪春彦賞受賞
残月の郎次は、昼は廻船問屋の番頭、夜は裏金融を牛耳る一味の幹部でした。ある殺しを機に裏切られ、組織を追われた郎次は、コルト6連発を手に絶望的な戦いに挑みます。
『香港警察東京分室』
香港でデモを扇動し、助手を殺害して日本に逃亡したキャサリン・ユー元教授を逮捕するために、分室メンバーは捜査にあたっていました。メンバーが香港の犯罪グループの捜査をしていたところ、他の犯罪グループに襲撃されます。やがて、中国の謀略が明らかになります。