東野圭吾さんの代表作・おススメ作品集
ミステリー、サスペンス作家で、映画化、ドラマ化された作品が多くあります。
加賀恭一郎シリーズ
『赤い指』
刑事加賀恭一郎が、自らの家族と向き合いながら、事件を解き明かしていきます。
『新参者』
日本橋人形町を舞台に、事件を解き明かしていきます。
『麒麟の翼』
日本橋の欄干でひとりの男が殺されます。加賀恭一郎が都会の真ん中で発生した事件に挑みます。
『祈りの幕が降りる時』 吉川英治文学賞受賞
女性の遺体が発見されます。その遺品に日本橋を含む１２の橋の名前が書き込まれていました。加賀恭一郎が母の死にもつながる事件に挑みます。
ガリレオシリーズ
天才物理学者の湯川学が友人である刑事に依頼を受けて、超常現象のような不可解な事件を解決していきます。
『探偵ガリレオ』
『予知夢』
『容疑者Ⅹの献身』 直木賞受賞
湯川は同期の天才数学者と対決しながら、事件を解決していきます。
『ガリレオの苦悩』
『聖女の救済』
女性の完全犯罪に湯川が挑みます。
『真夏の方程式』
湯川が少年と交流しながら、事件を解き明かしていきます。
『虚像の道化師 ガリレオ７』
『禁断の魔術 ガリレオ８』
『沈黙のパレード』
マスカレードシリーズ
一流ホテルを舞台に、刑事新田浩介とフロントクラーク山岸尚美の活躍を描いた作品です。
『マスカレード・ホテル』
『マスカレード・イヴ』
『マスカレード・ナイト』
『分身』
現代医学の問題を投げかけるサスペンスです。
『パラレルワールド』
主人公は、本当の過去を取り戻すため、記憶と真実のはざまを錯綜します。謎が謎を呼ぶミステリーです。
『放課後』 江戸川乱歩賞受賞
生徒指導の教師が殺されました。犯人らしき人物が次々登場し、第二の殺人が起こります。
『天空の蜂』
テロリストは、爆弾を満載させたヘリコプターを、原子力発電所の上にホバリングさせています。テロリストの脅迫に対して、政府は非情な決断をします。緊張感のあるサスペンスです。
『秘密』 日本推理作家協会賞受賞
妻と娘が事故に合い、妻は亡くなります。意識を取り戻した娘の体には、妻が宿っていたのです。その日から秘密が始まります。
『白夜行』
被害者の息子と、容疑者の娘の物語です。息の詰まる展開で、心をなくした人間の悲劇が描かれています。
『使命と魂のリミット』
心臓外科医を目指す主人公は、父が医療ミスによって、死に至ったのではと、疑念を抱いています。大病院を危機が襲います。
『夜明けの街で』
主人公は、派遣社員の女性と不倫の恋に堕ちてしまいます。しかし、その女性は重大な秘密を抱えていました。
『ダイイング・アイ』
記憶をなくした主人公は、死亡事故を起こしたと告げられます。真相を調べていくうちに、関係者たちがあやしくなっていきます。
『流星の絆』
何者かに両親を殺害された三兄妹の物語です。流れ星に仇討ちを誓うのですが、時は流れていきます。涙あふれる衝撃の真相です。
『カッコウの卵は誰のもの』
主人公は、妻の死を機に、一人娘は実の娘ではないと知ります。才能と遺伝子を研究する科学者が現れる中、娘の出生の秘密を探ります。
『プラチナデータ』
遺伝子情報から犯人を特定する、ＤＮＡ捜査システムには、陰謀が隠されていました。
『ナミヤ雑貨店の奇蹟』 中央公論文芸賞受賞
悩める人々を救ってきたある雑貨店は、再び奇蹟を起こせるのでしょうか。
『夢幻花』 柴田錬三郎賞受賞
黄色いアサガオは追いかけてはいけないと。この世に存在しない花をめぐって、驚きの真相が明らかになります。
『虚ろな十字架』
難しいテーマの物語です。償いとは何なのか、被害者は犯人に何を望むのでしょう。
『人魚の眠る家』
プールでおぼれた娘、両親に残酷な運命が待っていました。苦悩する母親の愛と狂気を描いています。
『危険なビーナス』
失踪した弟の妻が、原因を探ろうと実家に近づきます。謎解きが楽しいサスペンスです。
『希望の糸』
家族、夫婦、複雑な事情が絡まって事件が起きます。加賀恭一郎の若い従兄弟、松宮刑事が事件に挑む物語です。
『クスノキの番人』
願えば叶うと言われているクスノキがあります。その番人と祈念に訪れた人々の物語です。
『ラプラスの魔女』
映画化されています。妻と温泉地を訪ねた男性が、硫化水素中毒で死亡する事件が発生します。現場を調査した地球化学専門家・青江修介は、気象条件の安定しない屋外で、計画殺人は不可能とします。しかし後日、被害者男性の知人が別の場所で、硫化水素中毒で死亡する事故が発生します。理由がわからない青江の前に、謎の女・羽原円華が現れ、起こる自然現象を見事に言い当てます。
『魔力の胎動』
『ラプラスの魔女』より前の物語です。自然現象を見事に言い当てる少女・羽原円華は、母親と一緒に竜巻に巻き込まれ、目の前で母は亡くなります。彼女の不思議な力によって、救われる人たちの物語です。
『白鳥とコウモリ』
弁護士・白石健介が遺体で発見されました。殺人事件として捜査が進む中、倉木達郎が殺害を自供し、事件は解決したように見えました。
『ブルータスの心臓』
産業機器メーカーのエリート社員・末永拓也は、康子から妊娠を告げられます。オーナーの娘の婿養子を狙っていた拓也は、康子に堕胎を勧めるが拒否されます。三人の男が完全犯罪を企みますが思わぬ事態になります。
『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』
名もなき町で、客を呼ぶための計画が立てられていました。その町で、真世の元教師の父が殺されます。突然現れた叔父が真相を突き止めようと、犯人と警察に挑んでいきます。
