ふみもこブログ
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読書本レビュー

宇佐美まことさんの代表作・おススメ作品集

ねずみ
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今日は、どんな本を紹介してくれるの?
ふみもこ
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今日は、小説家、ホラー作家、推理作家、「るんびにの子供」メディアファクトリーが主催する『幽』怪談文学賞〈短編部門〉大賞、『愚者の毒』日本推理作家協会賞、『展望塔のラプンツェル』などで有名な宇佐美まことさんの本を紹介するよ!
ねずみ
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楽しみ!

『羊は安らかに草を食み』

認知症になったまあさんを過去の何かが苦しめていると、まあさんの夫から相談され、長年の友人のアイと富士子は、まあさんを連れて最後の旅に出ます。

『いきぢごく』

友人と会社を経営し、若い恋人がいる鞠子は、亡き父から相続した元遍路宿の古民家で、古い遍路日記を見つけます。女の情念と執念を描いたミステリー作品です。

『展望塔のラプンツェル』

荒んだ街、多摩川市で寄り添って暮らす海と那希沙は、街をふらつく幼児に晴と名付けて面倒をみることにしました。人のつながりがもたらした奇跡と救いの物語です。

『ボニン浄土』

1840年、気仙沼から出航した観音丸は、嵐に遭遇し、南の島に漂着します。その島は、先住民に「ボニン・アイランド」と呼ばれていました。そして、現在、すべてを失った中年男・恒一郎は、幼い頃、祖父が大切にしていた木製の置物を偶然手に入れます。

『黒鳥の湖』

妻と娘と幸せに暮らす財前彰太でしたが、世間では、女性拉致監禁事件が起こっていました。それは、彰太が18年前、調査員をしていた時に依頼された事件にそっくりでした。事件は未解決のまま18年が経ち、彰太の娘が行方不明となります。

『聖者が街にやって来た』

多摩川市は、新旧の住民が入り交じる街です。市民結束のため、ミュージカルが企画されますが、若い女性が続けて殺される事件が起きます。

『子供は怖い夢を見る』

航は、虐待の末に殺された妹を、不思議な力を持つ一族に救われます。妹、その一族とは会えないまま20年以上たったある日、「ガオ」という青年に出会います。

『るんびにの子供』 「幽」怪談文学短編部門大賞

「るんびにの子供」仁美は、幼い頃、通っていたるんびに幼稚園の遠足で、丘陵地へ行きました。その向こうには小さな池があり、ホテイアオイが池を覆う中から、驚くべきものを見てしまいます。全7編のホラーサスペンスです。

『熟れた月』

がんで余命宣告されたヤミ金業のマキ子、マキ子の下で働く乾、陸上部の阿久津先輩に憧れる結、ずっと車椅子生活する博、それぞれの人生が絡み合っていきます。

『月の光の届く距離』

妊娠した女子高生の美優は、家を追い出されてしまいます。幸い福祉の手によって奥多摩にあるゲストハウスに預けられ、そこで、深刻な事情を持つ子供たちを知ります。

『ドラゴンズ・タン』

「竜舌」は、世界を滅ぼしたいという男の怨念から生まれました。古井戸に宿る生命体は、時代を越えながら姿を変え暗躍し、不気味な存在へと変わっていきます。