ねずみ
今日はどんな本を紹介してくれるの?
ふみもこ
今日は千葉県ご出身の小説家、彩瀬まるさんの代表作・おススメ作品集するよ!
ねずみ
楽しみ♪
『あのひとは蜘蛛を潰せない』
ドラッグストアの店長、28歳の梨枝は、バイトの大学生と恋に落ち、家を出ました。かわいそうな自分を抱えた人の弱さ、ずるさ、優しさを描いた物語です。
『骨を彩る』
何も失わず、傷つかない人はいないでしょう。過去の記憶、日々に、あらためて向き合い、彩っていく物語です。
『桜の下で待っている』
『やがて海へと届く』
真奈の親友・すみれが、消息をたったあの地震から3年が経ちます。すみれの恋人は、いっしょに住んでいた部屋を引き払い、すみれの荷物を処分すると言い出しました。親友を亡き人とみる恋人を許せず、真奈は、反発します。
『神様のケーキを頬ばるまで』
思うようにはいかないことばかりだけど、かすかな光を求めて立ち上がる、そんな5編の短編集です。
『不在』
疎遠だった父が亡くなりました。娘の明日香は、不可解な遺言で、父の洋館を受け継ぎます。25年ぶりに入った洋館には、自分の知らない父の痕跡がありました。
『さいはての家』
この世から逃げ出したくて仕方がない、駆け落ち、逃亡、雲隠れ。行き詰まった人々が、ひととき住み着く家をめぐる連作短編集です。
『森があふれる』
作家の夫に、小説の題材にされ続けた主婦は、植物の種を飲み、発芽し、森となります。