遠藤周作さんの代表作・おススメ作品集
ねずみ
今日はどんな本を紹介してくれるの?
ふみもこ
今日は芥川賞・毎日出版文化賞・谷崎潤一郎賞の受賞で有名な小説家で、随筆や文芸評論や戯曲も手がけた遠藤周作さんの代表作・おススメ作品集を紹介するよ!
ねずみ
楽しみ♪
『白い人・黄色い人』 芥川賞受賞
フランス人でありながら、ナチのゲシュタポの手先となった主人公の物語です。
『海と毒薬』 毎日出版文化賞受賞
戦争末期、捕虜を生きたまま解剖するという残虐行為に参加した医学部助手の青年の物語です。
『沈黙』 谷崎潤一郎賞受賞
島原の乱が鎮圧されて間もないころ、日本に潜入したポルトガル人司祭がいました。日本人信徒たちに加えられる残虐な拷問と悲惨な殉教のうめき声に、彼は苦悩します。
『死海のほとり』
戦時下の弾圧の前で、信仰につまずいた「私」は、エルサレムを訪れ、真実のイエスを求め、死海のほとりに、その足跡を追います。
『侍』
藩主の命により、ローマ法王への親書を携えて、「侍」は海を渡りました。7年に及ぶ旅の果て、キリシタン禁制、鎖国となった故国へ戻った「侍」に何が待っていたのでしょう。
『深い河』
愛を求めて、人生の意味を求めて、人々はインドの聖なる川に向き合います。