小野不由美さん代表作・おススメ作品集

 

 

『屍鬼』

周囲から隔離された小さな村。ある日３人の村人の死体が発見されます。その後も村人が次々と亡くなり、異変は進んでいきます。

『黒祠の島』

主人公は失踪した作家を追い求め、邪教が伝わる夜叉島に足を踏み入れます。真実にたどり着けるでしょうか。

『ゴーストハント』

古い校舎にまつわる怪奇現象に迫る物語です。

『残穢』 山本周五郎賞受賞

何かが畳をする音、いるはずのない赤ん坊の泣き声。転居先で起きる怪異の因縁とは何なのでしょう。戦慄のホラー作品です。

『営繕かるかや怪異譚』

住居にまつわる怪異を、営繕屋が鮮やかに修繕していきます。

十二国記シリーズ

『魔性の子』

教育実習のため母校に戻った広瀬は、自分と同じように周囲に馴染めない高里という生徒が気になります。彼をいじめると不慮の事故に遭うと恐れられ、それがさらに不幸な事故を起こします。「十二国記」の序章です。

『月の影　影の海』上下

高校生の陽子は、突然、夢で目にした異世界に流され、苦難の旅を強いられます。絶望しながらも生きるために自らを変えていこうとします。陽子と慶国の物語です。

『風の海　迷宮の岸』

十二国では、神獣である麒麟が王を選びます。幼き麒麟に決断の時が迫ります。この麒麟・泰麒は、「蝕」により人の子として育ち、１０年後に故国に戻されました。

『東の海神　西の滄海』

延王尚隆が延麒六太と誓約し雁国の王となって20年。妖魔とともに育った更夜が六太を訪ねてきます。が、更夜は六太を連れ去っていきます。戦のない世を目指しながら、すれ違う理想が戦争を招いてしまいます。

『風の万里　黎明の空』上下

慶国の女王となった陽子、芳国の国王である父を殺された祥瓊、蓬莱から才国へたどり着いた鈴、三人の少女たちは苦しみを背負いながら幸せを信じて歩み出します。

『丕緒の鳥』

「丕緒の鳥」新王の即位の礼で、鳥に見立てた陶製の的を射る儀式があります。陶工である丕緒は、景王のために鳥を作ります。
全４編の名もなき男たちの生き様を描いた物語です。

『図南の翼』

恭国に住む少女・珠晶は、何不自由なく暮らしていました。が、王不在が長く、混乱する国を思い、私が王になって民を救うと、蓬山を目指します。

『華胥の幽夢』

迷いながら自分の道を歩もうとする、王や麒麟たちの5つの物語です。

『黄昏の岸　暁の天』

戴国で、反乱鎮圧に向かった王が行方不明となり、襲われた泰麒は、再び蓬莱へと流されてしまいます。６年後、陽子の提案で諸国が力を合わせて泰麒を捜索します。

『白銀の墟　玄の月』一～四

蓬莱から戻った泰麒とともに李斎は、戴国・江州に降ります。泰麒、李斎、驍宗を望む人たちに苦難の旅が始まります。圧巻のスケールで展開する戴国の物語です。

『十二国記30周年記念ガイドブック』

十二国記を一気に読み終えて余韻に浸っています。続編を楽しみにしながら。