逢坂剛さんの代表作・おススメ作品集
『カディスの赤い星』 直木賞、日本推理作家協会賞受賞
主人公は、得意先から、ある男を探してくれと頼まれます。その男を探しているうちに、事件に巻き込まれていきます。
『燃える地の果てに』
スペインの村に、核を搭載した米軍機が墜落しました。スパイたちが暗躍する中、ギタリストの日本人青年が巻き込まれていきます。
『熱き血の誇り』
人工血液、スペインの事件、新興宗教などが、絡み合いながら、ひとつに繋がっていきます。
百舌シリーズ
伝説の暗殺者「百舌」との死闘を描いた、公安警察小説です。シリーズは、30年以上続き、テレビドラマ化されました。
『百舌の叫ぶ夜』
能登半島で、記憶喪失の男が発見されます。新宿では、爆弾テロが発生します。公安警察の倉木と美希の捜査が始まります。
『幻の翼』
『砕かれた鍵』
警察官が関わる事件が続発します。警察内部で陰謀が進んでいるのでしょうか。
『よみがえる百舌』
殺害現場にあった鳥の羽。暗殺者・百舌が帰ってきたのでしょうか。
『鵟の巣』
『墓標なき街』
『百舌落とし』
岡坂神策シリーズ
神田を背景に、私立探偵・岡坂神策が謎に迫るミステリーです。
『十字路に立つ女』
慢性腎不全を患うみずえに、不審な移植手術の話が持ち上がり、神田にある実家の古書店は、地上げの攻勢に合います。
『斜影はるかな国』
スペイン内戦中に、日本人義勇兵がいたことを知り、取材をしていた記者が、事件に巻き込まれていきます。
『ハポン追跡』
『あでやかな落日』
新製品キャンペーンを妨害する黒幕は、目的は何なのでしょう。岡坂神策が謎に迫ります。
『牙をむく都会』
『墓石の伝説』
『バックストリート』
美貌のフラメンコ、バイラオーラの女性に迫る罠に、岡坂神策が挑んでいきます。
イベリアシリーズ
スパイである日系ペルー人、北都昭平の愛と諜報のサスペンスを描いた巨編です。
『イベリアの雷鳴』
1940年、マドリードに、北都昭平という日系ペルー人がいました。彼は日独英の諜報戦に巻き込まれていきます。
『遠ざかる祖国』
1941年、マドリード。陸軍参謀本部のスパイとして活躍する北都昭平を描いています。
『燃える蜃気楼』
第二次世界大戦下のヨーロッパは、混迷を極めていきます。フランコ政権下のスペインでは、スパイたちの死闘が繰り広げられていました。
『暗い国境線』
ついにドイツに無条件降伏が突きつけられます。枢軸国と連合国の最大のだましあいが始まりました。
『鎖された海峡』
イタリアのムッソリーニ失脚後、ドイツはさらなる窮地に追い込まれます。日英のスパイ、北都とヴァジニアは生きて再会できるでしょうか。
『暗殺者の森』
『さらばスペインの日日』
シリーズの完結編です。第二次世界大戦終結で、北都昭平とヴァジニアには、どんな運命が待っているのでしょう。
禿鷹シリーズ
信じるものはカネと拳。最悪刑事・禿富鷹秋は、ひとかけらの正義もない冷酷な刑事です。そんな刑事の物語です。
『禿鷹の夜』
『無防備都市』
『銀弾の森』
『禿鷹狩り』
『凶弾』
『鏡影劇場』
ギタリストの倉石は、マドリードの古本屋で古楽譜の束を入手しました。その裏には、19世紀の文豪ホフマンの行動をめぐる謎めいた記録が書かれていました。