天童荒太さんの代表作・おススメ作品集
ねずみ
今日はどんな本を紹介してくれるの?
ふみもこ
今日は推理小説家で直木賞、山本周五郎賞、日本推理作家協会賞や毎日出版文化賞などの数々の賞を受賞された天童荒太さんの代表作・おススメ作品集を紹介するよ!
ねずみ
楽しみ♪
今日の目次
『孤独の歌声』
凄惨な連続殺人が発生しました。一人暮らしの女性が監禁され、全身を刺されていました。都会の孤独を描いたサイコホラーです。
『家族狩り』 山本周五郎賞受賞
きっかけは一本の電話でした。声の主は、一家皆殺しを宣言して切りました。迷える子供たちに救いはあるのでしょうか。
『永遠の仔』 日本推理作家協会賞受賞
児童虐待を受けてきた3人の主人公は、児童養護施設で育ちます。3人は、弁護士、警察官、看護師となって再会します。それぞれの過去のトラウマに悩み苦しみながら、助け合って生きていこうとします。
『ありふれた愛』
現実の出来事を通して、心の傷に悩む人びとの心情を描く、四つの短編集です。
『悼む人』 直木賞受賞
主人公は、全国を放浪し、死者を悼む旅を続けています。彼を中心に、末期がんの母、夫を殺した女などの人々が描かれた物語です。
『歓喜の仔』 毎日出版文化賞受賞
3兄妹は、古いアパートで暮らしています。父は失踪し、母は寝たきりです。多額の借金と生活のため、3兄妹はある犯罪に手を染めていきます。
『ムーンナイト・ダイバー』
ダイヴィングのインストラクターの主人公は、あるグループの依頼を受けて、亡き父の親友とともに、立ち入り禁止海域で引き上げを行っていました。3、11後フクシマを舞台に、鎮魂の祈りを込めた作品です。
『ペインレス』
心に痛みを感じない美貌の麻酔科医と、爆発テロで体の痛みを失った青年の物語です。