ねずみ
今日は、どんな本を紹介してくれるの?
ふみもこ
今日は、『ビオレタ』ポプラ社小説新人賞、『夜が暗いとは限らない』『水を縫う』などで有名な寺地はるなさんの本を紹介するよ!
ねずみ
楽しみ!
『希望のゆくえ』
弟が放火の疑いのある女と姿を消したらしいと、母から知らされました。兄は、弟と交流のあった人に会いに行きますが、弟の印象は全く違っていました。弟はどういう人間だったのでしょう。
『やわらかい砂のうえ』
人生がいとおしくなる恋愛小説です。万智子は、大阪の税理士事務所で働いています。事務所の顧客・ウェディングドレスサロンのオーナー了さんに頼まれて週3日のアルバイトをすることになります。了さんに連れられて、美しくかっこいい年上の女友達と出会います。彼女たちから女性にとって大切なことを教わります。
『水を縫う』
『みなも』高校1年生の松岡清澄は、幼い頃、両親が離婚し、祖母、母、姉の4人暮らしです。周囲からからかわれている手芸ずきの彼は、姉のウェディングドレスを手作りすると言います。全6章の家族の物語です。
『声の在りか』
希和は、息子・晴基が出入りする民間学童「アフタースクール鐘」で働き始めます。そこで、経営者や子供たちに振り回されながら、自分の考えを持たなくなってしまったことに気づきます。自分自身の言葉を取り戻す女性の物語です。
『今日のハチミツ、あしたの私』
碧は、恋人の故郷である朝埜市で、蜂蜜園の手伝いを始めることになります。彼女は、蜜蜂たちのことを学びながら、自分の居場所を作り、人生を切り開いていきます。
『みちづれはいても、ひとり』
弓子(39歳)は、子供はいないが夫とは別居中です。楓(41歳)は、独身で休職中です。行き詰まる二人は、弓子の夫を探すため、旅に出ます。
『ほたるいしマジカルランド』
「ほたるいしマジカルランド」は、大阪にある遊園地です。従業員は、お客様に笑顔になってもらうため、自分たちの悩みは隠しながら日々奮闘します。