『キッチン』 海燕新人賞受賞
みかげは、唯一の肉親の祖母を亡くし、祖母と仲のよかった雄一とその母の家に同居することになりました。
『ムーンライト・シャドウ』 泉鏡花文学賞受賞
『TUGUMI』 山本周五郎賞受賞
病弱で生意気な美少女つぐみと、海辺の故郷で過ごした日々を描いた物語です。
『アムリタ』 紫式部文学賞受賞
美しい妹が心を病み亡くなりました。姉の私は記憶を失い、弟は未来の一部を予知できるようになります。
『マリカのソファ バリ夢日記 世界の旅』
『SLY 世界の旅2』
清瀬は、以前の恋人の喬から、HIVポジティブであることを打ち明けられます。おかまの日出雄に、喬を連れて旅行に行こうと誘われます。
『不倫と南米 世界の旅 3』
『虹 世界の旅4』
瑛子は、レストラン「虹」で、フロア係に専心していました。が、母の急死で、彼女の心は不調をきたします。彼女は複雑な気持ちを抱えて、念願のタヒチへ旅立ちます。
『アルゼンチンババア』
変わり者で有名なアルゼンチンババアは、街はずれの廃屋みたいなビルに住んでいました。
『デッドエンドの思い出』
時が流れても忘れえぬ、かけがえのない一瞬を描いた短編集です。
『海のふた』
ふるさとの西伊豆の小さな町は、さびれてしまっていました。実家に帰った私は、大好きなかき氷店を始めることにしました。
『みずうみ』
ママを看取ったちひろは、斜め向かいのアパートに住む中島くんと、同居生活を始めました。
『イルカ』
小説家のキミコは、東京を離れ、傷ついた女性たちが集う、海辺の寺へ向かいました。
『ひとかげ』
児童専門の心のクリニックで働く私は、ある夜、気功師のとかげに結婚を申し込みました。
『サウスポイント』
キルト作家となった私は、空と海と大地が接するハワイ島最南端サウスポイントを訪れます。
『彼女について』
由美子は、幼なじみのいとこ昇一とともに失われた過去を探す旅に出ました。
『鳥たち』
大学生のまこと、パン職人の嵯峨は、それぞれの母を自殺で失いました。
『サーカスナイト』
さやかは、バリで精霊の存在を感じながら育ち、物の記憶を読み取る能力を持っていました。
『すべての始まり どくだみちゃんとふしばな1』
webマガジン「note」の連載からできた本です。心にしみる著者のメッセージが詰まっています。特に気になった言葉は「周り次第で自分の人生全部の向きが変わってしまうのは悲しい」です。