ねずみ
今日は、どんな本を紹介してくれるの?
ふみもこ
今日は、小説家、妖怪研究家、グラフィックデザイナー、アートディレクター、日本推理作家協会代表理事など。『魍魎の匣』日本推理作家協会賞、『嗤う伊右衛門』泉鏡花文学賞、『後巷説百物語』直木三十五賞、『西巷説百物語』柴田錬三郎賞、『遠巷説百物語』吉川英治文学賞など数え切れないほどの作品がある京極夏彦さんの本を紹介するよ!
ねずみ
楽しみ!
『病葉草紙』
江戸中期。薬種問屋の隠居の子として生まれた藤介は、父が建てた長屋の差配をしていました。住人の一人、棠庵は年中、引きこもっていうため、藤介は時々訪れ、長屋のまわりで起こった奇怪な出来事を話すのでした。