鏑木蓮さんの代表作・おススメ作品集
『東京ダモイ』 江戸川乱歩賞受賞
舞鶴でロシア人人女性の遺体発見されます。同時にシベリア抑留体験者の男が失踪します。歴史の闇に光を当てたミステリーです。
『屈折光』
父と娘の絆、師と教え子の絆を描いています。医療サスペンスです。
『救命拒否』
救われる命のために、捨てる命があってもいいのか。医療トリアージにまつわるサスペンスです。
『白砂』
予備校生の女性が殺害されます。どうして殺されなければならなかったのか。切なさを感じるミステリーです。
『見えない鎖』
失踪した母、殺害された父、そこから悲しみの連鎖が始まりました。人間の幸せを問うミステリーです。
『真友』
14歳で父親を、親友の父親に殺されます。親友だった二人の人生は、どうなるのでしょう。
『しらない町』
主人公は、アパート管理のバイトをしていました。ある日、亡くなった独居老人の遺品を整理していて、8ミリフィルムを見つけます。戦争という時代を描いています。
『甘い罠』
メニュー開発を依頼された料理研究家の主人公は、糖質制限食を提案します。しかし、社長とは意見が合いません。
『京都西陣シェアハウス 憎まれ天使・有村志穂』
京都西陣にあるシェアハウスに住むのは、トラウマを抱えた住人でした。
『殺意の産声』
京都で、美人染織作家が殺されます。家族の絆を問いかけるミステリーです。
『疑薬』
11年前、生死をさまよった母親は、新薬によって一命はとりとめるが、失明してしまいます。娘は、母の失明の原因を突き止めようとします。
『P・O・Sキャマルマート』
『喪失』
ビルで女性の不審死体が見つかります。京都府警の女性刑事が、事件の解明に挑みます。
『残心』
老々介護の果てに命を絶った夫婦を、ルポライターと地元情報誌記者が、調査していきます。
京都思い出探偵ファイルシリーズ
『思い出探偵』
もう一度会いたい人を見つけ出してくる、「思い出探偵」が関わる四つの短編集です。
『思い出をなくした男』
『沈黙の詩』
片岡真子シリーズ
『時限』
若い女性の首吊り死体が見つかります。京都府警の片岡真子は、遺留品と女性の過去から捜査していきますが、「時限(タイムリミット)」に挑まなくてはならなくなります。
『炎罪』
全焼した住宅から、精神科医の焼死体が発見されました。片岡真子が、冷酷な放火犯に挑みます。
『水葬』
カメラマンの婚約者が、元恋人とともに失踪しました。残されていたのは、限界集落の写真です。悲しみと怒りを抱えながら、婚約者の足跡を追います。水がテーマのミステリーです。
編集者 風見菜緒の推理シリーズ
『乙女の悲』
編集者の風見菜緒は、『柳生月影抄外伝・逆風天ノ羽衣』の原作者とともに、京都太秦の撮影所を訪れていました。撮影打ち上げの翌朝、菜緒が原稿を受け取るため、映画監督・亀井の事務所を訪ねたところ、亀井は頭から血を流して死んでいました。