薬丸岳さんの代表作・おススメ作品集
『天使のナイフ』 江戸川乱歩賞受賞
生後五か月の娘の前で妻が殺されました。3人の犯人は、13歳だったため、罪に問われることはありませんでした。裁かれなかった真実と向き合う夫を描いています。
『友罪』
友人が、14年前の連続児童殺傷事件の犯人だったら、友達でいられるでしょうか。
『闇の底』
子どもの性犯罪が起きるたびに、同様の罪を犯した前歴者が殺されます。犯人を追う刑事・長瀬は、事件を解決できるでしょうか。
刑事・夏目信人シリーズ
『刑事のまなざし』
幼い娘を奪われた刑事が、人を信じ真実を見抜いていきます。七つのミステリーです。
『その鏡は嘘をつく』
医師が、鏡で囲まれた部屋で自殺しました。検事は、現状から他殺の可能性を考え、捜査を進めます。その頃、夏目刑事は、池袋で小さな手がかりを見つめていました。
『刑事の約束』
絶望に追い込まれた人たちの心を見つめ、真実にたどり着く刑事・夏目信人の物語です。短編集です。
『刑事の怒り』
犯罪者の心や罪をまっすぐ見つめる刑事・夏目信人の物語です。短編集です。
『虚夢』
娘の命は、通り魔によって奪われました。しかし、犯人は「心神喪失」であったとされ、罪に問われることはありませんでした。そして再び、娘を殺めた男を見たら。人の心の脆さと強さを巧みに描いています。
『死命』
余命わずかと知った青年が、自分の中にある殺人願望を満たしていきます。事件を追う刑事にも病が襲いかかります。
『神の子』
殺人事件の容疑者として逮捕されたのは、戸籍がなく、IQ161以上の天才児でした。
『誓約』
捨てたはずの過去から、一通の手紙が届きました。罪とは何か、償いとは何かを問いかけるミステリーです。
『ラストナイト』
出所したばかりの古い友人が訪ねてきました。その友人は、顔に刺青、左手は義手で、何度も罪を重ねていました。
『アニノマス・コール』
『蒼色の大地』
かつて幼なじみだった3人は、成長し、それぞれの道を歩んでいました。「海」と「山」、決して交わることのない二つに翻弄され、やがて争いに巻き込まれていきます。
『告解』
主人公は飲酒運転中、人をひき殺してしまいます。すべてを失い、懲役四年の実刑を受けます。贖罪の在り方を描いています。