中山七里さんの代表作・おススメ作品集
- 岬洋介シリーズ
- 御子柴礼司シリーズ
- 刑事・犬養隼人シリーズ
- ヒポクラテスの誓いシリーズ
- 『魔女は甦る』
- 『静おばあちゃんにおまかせ』
- 『静おばあちゃんと要介護探偵』
- 『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』
- 『アポロンの嘲笑』
- 『テミスの剣』
- 『月光のスティグマ』
- 『嗤う淑女』
- 『闘う君の唄を』
- 『セイレーンの懺悔』
- 『翼がなくても』
- 『秋山善吉工務店』
- 『ネメシスの使者』
- 『ワルツを踊ろう』
- 『逃亡刑事』
- 『護られなかった者たちへ』
- 『笑え、シャイロック』
- 『死にゆく者の祈り』
- 『騒がしい楽園』
- 『帝都地下迷宮』
- 『夜がどれほど暗くても』
- 『連続殺人鬼カエル男』
- 『連続殺人鬼カエル男ふたたび』
- 『隣はシリアルキラー』
- 『カインの傲慢』
- 『騒がしい楽園』
- 『総理にされた男』
- 『境界線』
- 『毒島刑事 最後の事件』
- 『ヒートアップ』
- 『人面瘡探偵』
- 『人面島』
- 『鑑定人 氏家京太郎』
- 『嗤う淑女二人』
- 『能面検事』
- 『能面検事の奮迅』
- 『特殊清掃人』
岬洋介シリーズ
ピアニストの岬洋介が、音楽関係の事件を解決するシリーズです。
『さよならドビュッシー』
遥はピアニストを目指す16歳です。火事にあい、ひとりだけ生き残ったものの、全身火傷を負います。それでもピアニストを目指して練習に励んでいます。ところが不吉な出来事が次々と起こります。
『おやすみラフマニノフ』
ヴァイオリンの首席奏者である音大生の晶は、プロになるため、練習に励んでいました。しかし、密室で保管されていた、時価2億円のチェロが盗まれます。また不可解な事件が次々と起こります。
『いつまでもショパン』
ポーランドで行われるショパン・コンクールの会場で、殺人事件が発生します。遺体の指は10本すべて切り取られていました。
『どこかでベートーベン』
岬洋介は、加茂北高校音楽科に転入します。そこで、クラスメイトの岩倉にいじめられますが、岩倉が他殺されることで、殺人容疑をかけられます。嫌疑を晴らすため、級友とともに事件に立ち向かいます。
『もういちどベートーベン』
ピアニストをあきらめた岬は、司法修習生となりました。そして事件にかかわっていきます。
御子柴礼司シリーズ
御子柴礼司は、被告に多額の報酬を求める悪徳弁護士です。彼は14歳の時、幼女バラバラ殺人事件を起こし、少年院に収監されるが、名前を変えて、弁護士になりました。
『贖罪の奏鳴曲』
御子柴は、過去を強請屋のライターに知られてしまいます。彼の死体を遺棄した御子柴には完璧なアリバイがありました。
『恩讐の鎮魂曲』
少年院時代の教官が、殺人事件で逮捕されます。御子柴は恩師の弁護を力ずくでもぎ取ります。
『悪徳の輪舞曲』
妹の梓が、30年ぶりに現れます。梓の依頼は、旦那殺しの容疑で逮捕された母の弁護でした。
刑事・犬養隼人シリーズ
警視庁刑事部捜査一課刑事・犬養隼人を主人公にした作品です。
『切り裂きジャックの告白』
臓器をすべてくり抜かれた死体が発見されます。テレビ局に「ジャック」と名乗る犯人から声明文が送りつけられます。その後、第二の死体が発見されます。
『七色の毒』
『ハーメルンの誘拐魔』
少女を狙った連続誘拐事件が発見します。捜査を進めるうちに、医療界の闇が明らかになっていきます。
『ドクター・デスの遺産』
安らかな死を提供する医者が現れます。捜査が難航する中、「ドクター・デス」をとらえられるででしょうか。
ヒポクラテスの誓いシリーズ
死者の声なき声を聞く法医学ミステリーです。
『ヒポクラテスの誓い』
真琴は、浦和医大・法医学教室に研修医として入りました。法医学教室の光崎教授は、法医学の権威であり、偏屈者でもありました。光崎教授は、一見、事件性のない遺体を解剖していました。
『ヒポクラテスの憂鬱』
埼玉県警のホームページにある掲示板に書き込みがありました。県警から依頼され、光崎教授と真琴は解剖を行います。
『魔女は甦る』
埼玉県の田園地帯で、バラバラ死体が発見されました。被害者は近くにある製薬会社の社員でした。刑事の槇畑は、捜査していく中で、「ヒート」と呼ばれる薬物の存在を知ります。
『静おばあちゃんにおまかせ』
『静おばあちゃんと要介護探偵』
元裁判官のおばあちゃんと、創業者社長のおじいちゃんが、事件を解決していきます。
『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』
元判事の静おばあちゃんと車椅子の老人の玄太郎は、病院で再会し、身の回りで次々起こる事件を解決していきます。
『アポロンの嘲笑』
東日本大震災から5日目。原発作業員が殺されます。口論の末、刺殺したという男には、どうしても守りたいものがありました。
『テミスの剣』
昭和59年、不動産会社経営の夫婦が殺されました。犯人とされた青年は、獄中で自殺します。5年後、別の事件から、真犯人がいる可能性が出てきます。人の真理を暴くのは、何なのでしょう。
『月光のスティグマ』
誓いを立てた幼なじみは、謎めいた美女に成長します。特捜部検事となった淳平は疑惑の政治家の秘書の優衣に、疑念をいだいていきます。
『嗤う淑女』
いじめと病に絶望した恭子は、従姉妹の美智留に命を救われます。美しく成長した美智留は、老若男女の欲望を操り、運命を狂わせていました。
『闘う君の唄を』
喜多嶋凜は、幼稚園に新任教諭として赴任します。さまざまな問題がある中で、自らの理想とする教育を実践していきます。
『セイレーンの懺悔』
葛飾区で、女子高生誘拐事件が発生します。番組続行の危機にある、テレビ局の朝倉多香美たちは、スクープを狙って奔走します。警察を尾行していた多香美が見たものは、暴行され、顔を焼かれた被害者の遺体でした。
『翼がなくても』
オリンピックを狙う沙良を悲劇が襲いました。交通事故にあい、左足切断、しかも加害者は幼なじみでした。アスリート生命を絶たれた沙良は、恨みを募らせます。そんな時、幼なじみが殺され、高額な保険金が支払われました。
『秋山善吉工務店』
火災で夫と家を失い、残された妻子は、亡き夫の実家「秋山工務店」に身を寄せます。慣れない祖父母との暮らしは大変ですが、一家のピンチを善吉じいちゃんが救ってくれます。
『ネメシスの使者』
殺人犯の家族が殺されました。渡瀬刑事が、事件を追いかけます。
『ワルツを踊ろう』
すべてを失った了衛が帰った故郷は、閉鎖的な限界集落になっていました。何とか溶け込もうとする了衛ですが、まわりで不審な出来事が起こり始めます。
『逃亡刑事』
思わぬことから、濡れ衣を着せられた警部・高頭冴子。冴子は、困難な状況の中、真犯人に立ち向かっていきます。
『護られなかった者たちへ』
日本の社会福祉制度の限界に挑んだ作品です。本当に「護られるべき者」とは誰なのでしょう。
『笑え、シャイロック』
新入社員として、銀行に入行した結城。配属された部署の上司は、債権回収として悪名高い山賀でした。ある日、山賀の刺殺体が発見されます。山賀は銀行の闇を知る人物でした。
『死にゆく者の祈り』
顕真は、囚人に仏道を説く教誨師でした。拘置所であった一人の確定死刑囚は、かつて遭難事故から救ってくれた親友でした。
『騒がしい楽園』
神尾舞子は、田舎から都内の幼稚園へ赴任してきましたさまざまな問題を抱える中、幼稚園の生き物が殺される事件が起こります。
『帝都地下迷宮』
鉄道マニアの小日向は、ある日、廃駅となっている地下鉄銀座線萬世橋駅へと潜り込みました。そこには、地下空間で暮らす謎の集団がいました。
『夜がどれほど暗くても』
志賀は、スキャンダル記事を載せる雑誌の副編集長でした。が、大学生の息子がストーカー殺人で容疑をかけられ、自殺してしまいます。生活は一変し、スキャンダルを追う立場から、追われる立場に転落します。
『連続殺人鬼カエル男』
マンションの13階から、ぶら下げられた女性の死体が発見されます。近くには、ひらがなで書かれた犯行声明文がありました。それが、カエル男の最初の犯行でした。やがて第2、第3の殺人事件が発生します。
『連続殺人鬼カエル男ふたたび』
凄惨な殺人事件と、ひらがなの犯行声明文「カエル男連続猟奇殺人事件」から10ヶ月後、事件を担当した精神科医の自宅が爆破され、粉砕・炭化した死体が出てきました。
『隣はシリアルキラー』
深夜になると隣の部屋から、何かを切断しているような不気味な音が聞こえてきます。近隣では、死体の一部が発見されます。神足は、隣人が犯人ではないかという疑いを持ちます。
『カインの傲慢』
練馬区の公園で少年の死体が発見されます。少年は中国人で、死体からは臓器が持ち去られていました。捜査一課の犬養と高千穂たちは、そうさを始めます。また都内では、臓器を持ち去られた死体が見つかり、被害者たちは、貧困家庭の少年でした。
『騒がしい楽園』
神尾舞子は、東京世田谷区にある若葉幼稚園へ転任してきました。そこでは、親同士の確執、待機児童問題、騒音を訴える近所の住人など次々と難題が湧き上がってきます。そしてついに、動物惨殺事件まで起こってしまいます。
『総理にされた男』
売れない役者の加納慎策は、総理大臣・真垣統一郎に瓜二つの容姿のため、その物まね芸で話題になっていました。ある日、真策は、官房長官・樽見から呼び出され、国家の大事を告げられ、総理の替え玉になるよう命じられます。
『境界線』
突然の妻の訃報を受けた宮城県警捜査一課警部・笘篠誠一郎は、遺体がある現場へ急行します。が、そこにあったのは、全く別人の遺体でした。さまざまな疑問を抱いて捜査をしていきます。
『毒島刑事 最後の事件』
個性的な刑事・毒島は、巧みな心理戦で犯人を追い詰めます。大手町のサラリーマンを狙った殺人、出版社の爆破、婚活する女性を狙った硫酸かけ、次々起こる事件と犯人を指南する人物を探っていきます。
『ヒートアップ』
七尾究一郎は、優秀な麻薬取締官です。製薬会社が兵士用に開発した「ヒート」が闇市場に出回り、それが原因で起こった事件の捜査をしていました。ある日、殺人事件に使われた鉄パイプから、七尾の指紋が検出されます。
『人面瘡探偵』
相続鑑定人の三津木六兵の右肩には、人面瘡が寄生しています。山林王である本城家当主が亡くなり、六兵は遺産をめぐる一族の骨肉の争いに挑みます。
『人面島』
相続鑑定人の三津木六兵の肩には人面瘡が寄生しています。ある日、六兵が派遣されたのは長崎にある島・仁銘島で隠れキリシタンが住む島でした。この島には平戸藩の財宝が埋蔵されているという伝説がありました。
『鑑定人 氏家京太郎』
民間の科学捜査鑑定所の所長の氏家は、女子大生3人を惨殺したとされる犯人の弁護人から再鑑定の依頼を受けます。容疑者は、2人の殺害は認めるが、もう1人への犯行は否認します。
『嗤う淑女二人』
高級ホテルの宴会場で17名が毒殺されます。犠牲者のひとり、国会議員の日坂浩一は「1」と書かれた紙を持っていました。さらに、大型バス爆破、中学校舎放火殺人と、事件が続発します。
『能面検事』
大阪地検の検事・不破は、どんな圧力にも屈せず、全く表情を変えないことから「能面」と呼ばれています。新人事務官・総領と殺人事件を調べていくうちに、一部の捜査資料がなくなっていることに気づきます。
『能面検事の奮迅』
学校法人荻山学園に対する大阪・岸和田の国有地払下げに関し、近畿財務局職員の収賄疑惑が持ち上がり、大阪地検特捜部が捜査を始めます。調査チームに派遣された大阪地検の検事・不破俊太郎と検察事務官・惣領美晴は調査に乗り出します。
『特殊清掃人』
特殊清掃業者には、日々、様々な依頼が押し寄せます。彼らの仕事を通して、住んでいた者の嘘のない生きざまが現れます。