今年は、生誕130周年&デビュー100周年のお祝いの年です。
ポアロシリーズ
『スタイルズ荘の怪事件』
第一次世界大戦中に負傷し、イギリスに帰還したヘイスティングは、旧友ジョンの招きでスタイルズ荘を訪れます。
『邪悪の家』
イギリスの南部海岸で休暇を過ごすポアロは、「3日間に3度も命が助かった」と話す女性に出会います。
『オリエント急行の殺人』
シリアでの仕事を終えたポアロは、イスタンブール発カレー行きのオリエント急行に乗り、イギリスへ帰ろうとします。
『アクロイド殺し』
キングズ・アボット村のフェラーズ夫人が亡くなりました。夫人は裕福で、村のもう一人の富豪ロジャー・アクロイドとの再婚を噂されていました。ロジャーの遺産を受け継ぐラルフが行方不明となっていて、警察は彼を有力な容疑者とします。
『メソポタミアの殺人』
看護婦のエイミー・レザランは、イラクのアッシリア遺跡の調査隊を率いるライドナー博士から、妻ルイーズの付き添いを頼まれます。ルイーズは、神経症で誰かに殺されると怯えていました。
『ナイルに死す』
リネット・リッジウェイはサイモン・ドイルと、エジプトに新婚旅行に出ました。が、サイモンの元婚約者ジャクリーンにしつこく付きまとわれ、苛立ちます。偶然、エジプトに来ていたポアロは、リネットから頼まれて、ジャクリーンをたしなめようとします。
マープルシリーズ
ミス・マープルは、探偵が趣味の世話好きな老婦人です。
『書斎の死体』
早朝、バントリー夫妻はメイドに起こされ、書斎に見知らぬ女性の死体があることを告げられます。
『予告殺人』
地元紙に、殺人予告が載りました。好奇心旺盛な村の人々が、予告の時刻に、予告の場所に行くと、明かりが消え、銃声が響きました。
『魔術の殺人』
ミス・マープルは、旧友のルースから頼まれて、ルースの妹のキャロラインを調べます。
『ポケットにライ麦を』
投資信託会社の社長、レックス・フォテスキューが毒殺されました。彼の上着のポケットには、なぜかライ麦がいっぱい詰まっていました。
『カリブ海の秘密』
マープルは、西インド諸島で療養していました。一週間は何事もなく過ぎましたが、彼女を相手に懐古談をしていた少佐が、死体となって発見されます。
『復讐の女神』
『カリブ海の秘密』の続編です。マープルは、かつてともに事件を解決した富豪の死を知ります。その後、富豪が記した手紙が届きます。
『バートラム・ホテルにて』
バートラム・ホテルは、エドワード王朝時代のたたずまいを保つホテルです。そのホテルで、牧師が謎めいた失踪を遂げ、やがて殺人事件が起こります。
『スリーピング・マーダー』
若妻グエンダは、ヴィクトリア風の家で新生活を始めました。だが、初めて見る家になかに既視感を抱きます。ある日、観劇に行ったグエンダは、芝居の台詞を聞いて失神します。
『そして誰もいなくなった』
孤島の兵隊島を舞台にして、10人の登場人物が、童話の詩になぞらえて、10人全員が殺されていきます。