麻見和史さんの代表作・おススメ作品集
警察小説が多く、ドラマ化された作品が多数あります。
警視庁捜査一課十一係シリーズ
『石の繭』
モルタルで固められた変死体が発見されます。新人刑事、如月塔子をはじめ、十一係殺人分析班が、事件解決に挑みます。
『蟻の階段』
頭蓋骨に白い花、掛け時計にスープ皿、変死体は絵画のような現場にありました。「過去の亡霊」と名乗る犯人に、如月塔子たち殺人分析班が、鋭い推理で解決していきます。
『水晶の鼓動』
新人刑事如月塔子と、相棒の鷹野刑事は、殺人現場の遺留品捜査を担当します。捜査しているうちに、事件は思わぬ方向へ。
『虚空の糸』
殺人事件が発生し、犯人から東京都民を殺害するという脅迫が届きます。十一係、そして特殊班たちは、都民を縛る殺意の糸を断ち切ることができるのでしょうか。
『聖者の凶数』
顔と両手を潰された遺体が発見されます。捜査の果てに、如月塔子たちがたどり着いたのは、残酷で哀しい真相でした。
『女神の骨格』
鎮火した火災現場から発見されたのは、白骨死体でした。如月塔子たちが事件の真相を追います。
『蝶の力学』
若き資産家が惨殺され、その妻は行方をくらまします。猟奇的な劇場型の犯人を、如月塔子たちが追い詰めます。
『雨色の仔羊』
殺された被害者の最後のメッセージは、タオルに血液で書かれた「SOS」でした。捜査を進める如月塔子たちに忍び寄る影。塔子たちは解決することができるのでしょうか。
『奈落の偶像』
ショーウィンド-に吊るされた遺体が発見されます。如月塔子たちは捜査を進めていきますが、残酷な犯行は続きます。塔子たちは、卑劣な犯人にたどり着くことができるでしょうか。
『鷹の砦』
東京西部の山中で、立てこもり事件が発生します。犯人は、人質と如月塔子の交換を要求します。塔子は連れ去られ、白骨遺体が眠る真っ暗な壕に監禁されます。十一係が謎を解いていくにしたがって、思わぬ過去が明らかになります。
『凪の残響』
ショッピングセンターに4本の指が遺棄されます。手掛かりがほとんどない中、塔子たち十一係は、分析不可能な殺人犯を捕まえることができるのでしょうか。
『天空の鏡』
解体予定地で、左の眼球がない遺体が発見されます。懸命な捜査の中、また同様の遺体が発見されます。左目にこだわる犯人を分析し、捕まえることができるでしょうか。
特捜7シリーズ
捜査一課のエース刑事と個性的な女性刑事が、難事件に挑みます。
『水葬の迷宮』
連続する銃撃事件。現場に残された数字、過去の未解決事件、消えた男、点と線はつながるのか。本格ミステリーです。
『死者の盟約』
同時に起きる誘拐事件と連続殺人。もつれ合う二つの事件の謎解きを、「特捜7」が挑みます。
警視庁文書捜査官シリーズ
『警視庁文書捜査官』
警視庁捜査第一課文書解読班。文書から推理をする技術を持つ鳴海理沙警部補が、右手首が切断された殺人事件に挑みます。
『永久囚人』
『緋色のシグナル』
文書解読班設立前の警視庁を舞台に、理沙の推理で、事件の謎を解き明かします。
『灰の轍』
遺体のそばにあったメモと、遺留品の中で見つかった暗号の謎に、理沙が迫っていきます。
『影の斜塔』
鳴海理沙のもとへ、機密命令が下され、それに理沙は全力で挑みます。
『愚者の檻』
口に印刷用活字を押し込まれた遺体が発見されます。また被害者の自宅からは暗号が見つかり、理沙たちが捜査を進めます。
『銀翼の死角』
理沙たち文書解読班が、ハイジャック犯の心理を解き明かしていきます。
『ヴェサリウスの柩』 鮎川哲也賞受賞
『深紅の断片』
警防課救命チームの物語です。救命隊が凶悪犯に挑んでいきます。
『骸の鍵』
コインロッカーから、女性の左腕が見つかります。「ロックスミス」と名乗る犯人を、警視庁の刑事たちが追いかけます。
『擬態の殻 刑事・一條聡士』
腹部に手錠をねじ込まれた刑事の遺体が発見されます。一匹狼として捜査する刑事一條は、事件を解決することができるでしょうか。