ふみもこブログ
年間100冊以上・累計4000冊以上読書する主婦ブログ
サスペンス・ホラー

久坂部羊さんの代表作・おススメ作品集

ねずみ
ねずみ
今日は、どんな本を紹介してくれるの?
ふみもこ
ふみもこ
今日は、推理作家で医師の久坂部羊さんの本を紹介するよ!
ねずみ
ねずみ
楽しみ♪

『第五番』

創陵大学医学部皮膚科の准教授・菅井憲弘のもとにやってきた患者は、見たこともない赤黒いシイタケ状の肉腫がありました。エイズ患者が発症するカポジ肉腫のようですが、ウィルスは全く別のもので、数日のうちに全身に転移し死に至りました。しかし、これは作られた疫病だったのです。

『善医の罪』

医師の白石ルネは、くも膜下出血をおこし、意識不明の重体で運ばれてきた患者の手術を執刀します。一週間がたち症状が悪化し、これ以上の延命治療は難しいと、患者を尊厳死に導きます。3年後、白石のカルテと看護師のメモが違っていることが告発され、事態は思わぬ方へ向かいます。

『いつか、あなたも』

在宅医療専門「あすなろクリニック」の看護師「わたし」と新米医師、院長たちが、患者本人と家族に最後まで寄り添います。終末医療、安楽死、死後処理など6つの物語です。

『介護士K』

介護施設「アミカル鎌田」で入居者の死亡事故が発生します。ジャーナリストの美和は、高齢者虐待の疑いを持ち、関係者に取材をします。やがて、介護士・小柳恭平の「長生きで苦しんでいる人は早く死なせてあげた方がいい。」という言葉を聞き、彼を疑い始めます。

『オカシナ記念病院』

研修医の新実一良は、離島の医療を学ぼうと岡品記念病院へやってきました。が、医師や看護師たちは、できるだけ何もしない方針で、すべて患者の言いなりでした。

『生かさず、殺さず』

認知症専門病棟の医師・三杉、看護師たちの想像を絶する苦労、困った家族が描かれています。さらに三杉は、元同僚で小説家の坂崎に脅されます。

『反社会品』

「人間の屑」働かないヤツは人間の屑と呼ばれる社会では、病人はどうするのでしょうか。
社会と医療の未来を描いた7つの短編集です。