ねずみ
今日は、どんな本を紹介してくれるの?
ふみもこ
今日は、小説家、短編「裏へ走り蹴り込め」オール讀物新人賞、『ROCKER』ポプラ社小説大賞優秀賞、みつばの郵便屋さんシリーズ、『ひと』などで有名な小野寺史宜さんの本を紹介するよ!
ねずみ
楽しみ!
『縁』
見知らぬ人との思いがけないつながりが、あたたかな物語を生み出します。「霧」「塵」「針」「縁」「終」の5編の連作短編集です。
『ひと』
柏木聖輔は、20歳の秋に母を亡くし、たった一人になりました。大学を中退した後のある日、惣菜屋で1個残っていたコロッケをお婆さんに譲ります。そこから縁がつながります。
『まち』
江藤瞬一は、群馬県片品村で歩荷をしていた祖父に育てられました。高校卒業後、上京し、引越のアルバイトをしながら、まちに馴染んでいきます。
『とにもかくにもごはん』
「クロード子ども食堂」は、松井波子が亡き夫との思い出をきっかけに開いた食堂です。この食堂を取り巻く人たちの生きづらさと希望を描いた物語です。
『近いはずの人』
北野俊英33歳、同じ年の妻が事故で亡くなりました。心が動かない中、携帯電話を手掛かりに妻の姿を追いかけます。
『今日も町の隅で』
『タクジョ!』
新人タクシードライバーの夏子は、家族に励まされながら、仕事に恋に、全力で走り回ります。爽快な物語です。