上橋菜穂子さん代表作・おススメ作品集
2014年国際アンデルセン賞受賞、児童文学の大学教授です。
守り人シリーズ・旅人シリーズ
『精霊の守り人』 野間児童文学新人賞受賞、産経児童出版文化賞受賞
人と精霊がいる世界で、女用心棒のバルサの活躍を描いています。新ヨゴ皇国の皇子をバルサが守ります。
『闇の守り人』
数十年ぶりに故郷カンバル王国に戻ったバルサは、養父ジグロの汚名を晴らす中で、自分の過去と向き合います。
『夢の守り人』
バルサの幼なじみのタンダは、異界の〈花〉に魂を奪われてしまいます。バルサはタンダを取り戻すことができるのでしょうか。
『虚空の旅人』
新ヨゴ皇国の皇太子チャグムは、隣国サンガルに招かれます。呪いと陰謀が渦巻く中で活躍するチャグムを描いています。
『神の守り人〈上〉来訪編』
バルサが人買いから助けた少女アスラは、特別な〈力〉を秘めていました。その〈力〉を求める人たちから、アスラを連れて逃げます。
『神の守り人〈下〉帰還編』
バルサは、ロタ王家の隠密の罠にはまってしまいます。また、アスラの心は邪悪なものに近づいていきます。バルサはアスラを救えるのでしょうか。
『蒼路の旅人』
対岸の大国、タルシュ帝国の勢力が増して、新ヨゴ皇国では不安が高まります。皇太子は祖父とともに海軍を率いて、タルシュ帝国のの圧力がかかるサンガル王国の救援に向かいます。
『天と地の守り人〈第一部〉ロタ王国編』
タルシュ帝国からの航海の途中で、いなくなった皇子チャグムを探すため、バルサはロタ王国へ向かいます。
『天と地の守り人〈第二部〉カンバル王国編』
国々を守るため、チャグムとバルサはカンバル王国へ向かいます。
『天と地の守り人〈第三部〉新ヨゴ皇国編』
シリーズ完結編。ようやく祖国に戻ったチャグムとバルサを待っていたものは何だったのでしょう。
『流れゆく者守り人短編集』
父を殺された少女バルサと、養父ジグロ、二人の旅路を描いています。
『炎路を行く者-守り人作品集-』
獣の奏者シリーズ
『Ⅰ 闘蛇編』
母親と同じ獣ノ医術を目指す少女エリンが、さまざまな困難に立ち向かいます。
『Ⅱ 王獣編』
王国の獣と心を通わせる術を見いだしてしまったエリンは、王国の命運を左右する戦いに巻き込まれていきます。
『Ⅲ 探求編』
ある村で起きた闘蛇の大量死。エリンは原因究明を命じられます。真相を突き止められるでしょうか。
『Ⅳ 完結編』
エリンは秘められた謎を解き明かしていきます。闘蛇が地を覆い、王獣が天を舞う時、何が起きるのでしょうか。
『獣の奏者 外伝刹那』
政治的な運命を背負ったエリンが、女性として母親としていかに生きたかを描いています。
鹿の王シリーズ
『鹿の王〈上〉生き残った者』
戦士団の頭ヴァンは、岩塩鉱に囚われていました。ある夜、犬たちが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生します。そのすきに逃げ出したヴァンは、幼い少女を助け、ユナと名付けて育てます。
『鹿の王〈下〉還って行く者』
何者かにさらわれたユナを追うヴァン。謎の病の治療法を探している医術師ホッサル。二人の男たちは、人々を守るためにどのようにするのでしょう。
『鹿の王 水底の橋』
『鹿の王』のその後を描いた物語です。人の命と医療の在り方を考えさせられます。