米澤穂信さんの代表作・おススメ作品集

 

『王とサーカス』

太刀洗万智は、知人の雑誌編集者から、海外旅行特集の仕事を受け、ネパールへ向かいました。少年にガイドを頼み、観光しようとしていた時、王宮で国王をはじめとする王族殺人事件が起こります。

『インシテミル』

学生・結城は、時給１１万２千円という好条件のアルバイトを見つけました。山間の施設に集まった１２人の男女は、仕事の内容を聞いて驚きました。それは、より多くの報酬を得るため殺し合う犯人あてゲームでした。

『折れた竜骨』 日本推理作家協会賞受賞

１２世紀末のヨーロッパを舞台に、魔術や呪いが飛び交う時代のミステリーです。北海に浮かぶソロン諸島の領主を父に持つアミーナは、ある日、父が魔術の使い手である暗殺騎士に命を狙われていると言われました。

『リカーシブル』

越野ハルカは、父の失踪により、母の故郷の地方都市に母と弟とともに引っ越してきました。その町では、高速道路誘致に関係する、不穏な空気が漂っていました。

『満願』 山本周五郎賞受賞

人を殺し、控訴を取り下げ、静かに刑期を終えた妻の本当の動機は、何だったのでしょう。六つの短編集です。

『Ⅰの悲劇』

山あいの小さな村。六年前に滅びたこの場所に人を呼び戻すため、Ⅰターン支援のプロジェクトが
実施されることとなりました。