塩野七生さんの代表作・おススメ作品集
古代ローマ史、イタリア史、イタリア文化に関する作品が多くあります。イタリア共和国功労勲章グランデ・ウッフィチャーレ賞を、2005年紫綬褒章を受けました。
『ルネサンスの女たち』
イザベッラ・デスデ、ルクレチア・ボルジア、カテリーナ・スフォルツア、カテリーナ・コルネール、女性4人の生涯を描いた物語です。
『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』 毎日出版文化賞受賞
15世紀のイタリア。群立する都市国家を統一して、自らの王国としようとする一人の青年がいました。ルネサンス期を生き急ぐように駆け抜けたチェーザレ・ボルジアの物語です。
『神の代理人』
ルネサンス期のローマ法王、ピオ2世、アレッサンドロ6世、ジュリオ2世、レオーネ10世の活躍を描いています。
『愛の年代記』
イタリア中世末期からルネサンスにかけて、女性たちの愛の物語です。
『海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年』
『サロメの乳母の話』
『コンスタンティノーブルの陥落』
1453年、東ローマ帝国最後の皇帝コンスタンティヌス11世と、オスマン帝国皇帝マホメット2世との戦いを描いています。
『ロードス島攻防記』
1522年、聖ヨハネ騎士団と、オスマン帝国スレイマン大帝との、ロードス島をめぐる攻防戦を描いています。
『レパントの海戦』
1571年、ヴェネツィアを中心とする西欧連合艦隊と、オスマン帝国艦隊との海戦を描いています。
『緋色のヴェネツィア 聖マルコ殺人事件』
16世紀前半、トルコ、スペイン、神聖ローマ帝国の三つの強国に囲まれ、国家存亡の危機に陥ります。若きヴェネツィア貴族マルコ・ダンドロをはじめ、謎の遊女、元首の庶子たちが国難に立ち向かいます。
『銀色のフィレンツェ メディチ家殺人事件』
マルコ・ダンドロを主人公とする第二弾です。マルコ・ダンドロは、フィレンツェを訪れましたが、メディチ家の陰謀に巻き込まれてしまいます。
『黄金のローマ 法王庁殺人事件』
マルコ・ダンドロを主人公とする第3弾です。舞台はローマ。マルコ・ダンドロは、ルネサンス最後の法王パウロ3世、枢機卿たちの陰謀に巻き込まれていきます。
『ローマ人の物語』
『十字軍物語』
聖都エルサレムを奪還するため、1095年に十字軍の遠征が始まります。そうして200年に及ぶ十字軍遠征に終わりがきます。十字軍がもたらしたものとは何だったのか、問いかけます。
エッセイ
イタリアから、塩野七生さんが語る魅惑のエッセイです。