誉田哲也さんの代表作・おススメ作品集
姫川玲子シリーズ
姫川玲子を演じられた竹内結子さんのご冥福をお祈りいたします。
姫川玲子は、警視庁捜査一課・殺人犯罪捜査係主任で警部補です。男以上にタフな精神力を持ち、個性あふれる刑事たちとぶつかりながら、難事件を解決していきます。
『ストロベリーナイト』
ため池の近くで、男の惨殺死体が発見されます。姫川玲子は、これが単独の殺人事件ではないことに気づきます。
『ソウルケイジ』
ワンボックスカーから、血まみれの左手首が発見されます。死体なき殺人事件として、姫川玲子たち刑事が捜査を始めます。
『シンメトリー』
『インビジブルレイン』
暴力団下部組織の構成員が惨殺されます。タレこみが入る中、真実は隠蔽されようとしていました。
『感染遊戯』
勝俣刑事が手掛けた製薬会社サラリーマン殺人事件。倉田刑事が関わった路上殺傷事件。葉山刑事が担当した老人同士の小競り合い。3つの事件には共通していることがありました。
『ブルーマーダー』
全身20か所近く骨折した暴力団組長の死体が見つかります。半グレ集団のOB、不良中国人も同じ手口で殺されます。姫川玲子は、裏社会を恐怖で支配する存在に気づきます。
『インデックス』
『ノーマンズランド』
若い女性の殺人事件が起きました。姫川玲子は、あらゆる伝手をたどり、事件解決に全力を尽くします。
『硝子の太陽N-ノワール』
沖縄での活動家死亡事故を機に、デモが全国で激化します。新宿署の東弘樹警部補は、左翼のボスを取り調べます。
『硝子の太陽R-ルージュ』
母子三人惨殺事件が起こります。被害者が地下アイドルだったこともあり、世間の注目を集めますが、捜査は難航します。
ジウシリーズ
『ジウⅢ 新世界秩序』
新宿東口で街頭演説をしようとした総理大臣を標的にしたテロが発生します。大混乱の中、安全確保と伊崎基子らSAT隊員が総理を連れ去ります。「新世界秩序」を唱えるミヤジとジウの狙いは何なのでしょう。
『ハング』
警視庁捜査一課の堀田班は、殺人事件の容疑者を自供により逮捕します。が、公判で自白強要があったと証言され、翌日、班の刑事が自殺します。強大な闇がさらなる死を招きます。極めてダークな警察小説です。
『歌舞伎町セブン』
歌舞伎町の鬼王神社で町会長の死体が発見されます。警察は病死とするが、その後も失踪者が続き、街は不穏な空気に包まれます。
『歌舞伎町ゲノム』
歌舞伎町セブンとは、歌舞伎町において法では裁けない悪を始末するという伝説の暗殺者集団です。メンバーの個性あふれるストーリーが描かれた5つの短編集です。
『ジウX』
子宮を摘出された死体が発見されます。東警部補たち警察は捜査していきますが、身元もわからず難航していました。一方、陣内の店に奇妙な集団が訪れます。歌舞伎町セブンに危機が迫ります。
妖シリーズ
『妖の絆』
江戸の闇に生きる美女・紅鈴は、親を失い、貧しさに喘ぐ少年・欣治と出会い、彼を育てていきます。また、紅鈴の命を狙う一派と激しく戦います。
『背中の蜘蛛』
池袋で男の刺殺体が発見されます。池袋署刑事課長・本宮は、捜査一課長からある捜査を頼まれます。半年後、新木場で爆殺傷事件が発生します。組織犯罪対策部の植木は、唐突な容疑者の浮上に違和感を抱きます。二人の警察官が腑に落ちない思いを抱えます。
『あなたが愛した記憶』
興信所を営む曽根崎の前に、19年前に姿を消した恋人の娘だという女子高生の民代が現れます。民代は、捜索を希望する二人のうちどちらかが、世間を騒がす連続監禁殺人事件の犯人だと言います。