『十角館の殺人』
孤島に建つ十角形の館を、大学のミステリ研に属する7人が訪れます。そして殺人事件が連続して起きます。
『水車館の殺人』
水車がある異形の館には、仮面をつけた当主と孤独な美少女が住んでいます。1年前の嵐の夜の悪夢のような悲劇が、再び起こるのでしょうか。
『迷路館の殺人』
地下が迷路になっている迷路館に、4人の作家たちが招かれ、遺産目当てにこの館を舞台にした推理小説を競って書き始めます。
『人形館の殺人』
飛龍想一が父から継いだ京都・北白川の人形館には、顔のないマネキン人形がいくつも置かれていました。近くでは、残忍な連続殺人事件が起こっていました。
『時計館の殺人』上下 日本推理作家協会賞
オカルト雑誌の取材のため、副編集長、カメラマン、霊能者、大学の超常現象研究会のメンバー、そして新人編集者の江南は、死亡した少女の霊が出るという「時計館」を訪れます。
『黒猫館の殺人』
火災で重傷を負い、記憶を亡くした鮎田冬馬の依頼を受け、推理作家・鹿谷門実と江南孝明は、札幌、そして、阿寒の深い森に建つ「黒猫館」へ向かいます。
『暗黒館の殺人』
霧の峠を越えると、湖上の島に建つ黒い館「暗黒館」が見えます。館の当主・浦登家の息子玄児に招かれた大学生・中也は、数々の事件に遭遇します。再び「十角館の殺人」を読みたくなりました。
『暗闇の囁き』
森の中に建つ白亜の洋館に、美しい兄弟がいました。彼らの周囲で、一部分のない死体が見つかります。幻想的なホラーサスペンスです。
遅ればせながら、綾辻先生の世界に引き込まれていきます。
『黄昏の囁き』
医学生の翔二は、兄の急死を不審に思い、元予備校講師の占部とともに真相を追いかけます。兄は死ぬ前、謎の囁きに異常におびえていました。
囁きシリーズの次の作品が楽しみです。
『霧越邸殺人事件』
1986年晩秋、劇団「暗色天幕」のメンバーは、信州の山中で雪が降る中で道に迷い、謎の洋館「霧越邸」にたどり着きます。幻想ミステリーです。
『人間じゃない 綾辻行人未収録作品集』
「赤いマント」は『人形館の殺人』の後日譚、「洗礼」は『どんどん橋、落ちた』連作の続編など、5編が収録されています。お気に入りは「人間じゃないーB04号室の患者」です。
『どんどん橋、落ちた』
僕・綾辻行人先生を語り手とする連作集5編です。最初の表題作「どんどん橋、落ちた」から意表を突かれました。