有川浩(現:ひろ)さんの代表作・おススメ作品集

『塩の街』

塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。崩壊寸前の東京で暮らす男と少女の物語です。

『海の底』

4月の桜祭りで開放された米軍横須賀基地で、巨大な赤い甲殻類が大群で襲い掛かってきました。自衛官は、助けた子供たちと潜水艦へ逃げ込みました。

『三匹のおっさん』

かつての悪ガキ三人組が、自警団を結成します。おじさんたちが、町内にはびこる悪を成敗します。

『フリーター、家を買う』

就職先を３か月で辞め、自堕落に暮らす２５歳の主人公が、母親の病気を機に、バイトに、職探しに奔走します。主人公が成長していく姿と、家族の再生を描いています。

『ストーリー・セラー』

妻の病は、複雑な思考をすれば脳が劣化し、やがて死に至る、致死性脳劣化症候群という不治の病でした。追い詰められた夫婦を描いています。

『旅猫リポート』

猫のナナと、心優しいサトルの、最後の旅の物語です。

『明日の子供たち』

児童養護施設を舞台に繰り広げられるドラマを描いています。

『アンマーとぼくら』

休暇で沖縄に帰ってきたリョウは、親孝行のため「おかあさん」と3日間島内を観光します。

『空飛ぶ広報室』

2013年にTBSでテレビドラマ化されました。
戦闘機パイロットの空井大祐は、交通事故のよる負傷が原因で、飛行機の操縦ができなくなり、P免（操縦士免許取り消し）になり、航空幕僚監部広報室に転勤します。詐欺師並みの交渉術をもつ室長・鷺坂をはじめ、経験豊かな先輩たちに囲まれながら、広報官として成長していきます。

『ヒア・カムズ・ザ・サン』

30歳の古川真也は、出版社で編集の仕事をしています。彼は幼いころから、物や場所に残っている人の思いが見えました。ある日、真也は会社の同僚のカオルとともに成田空港へ20年ぶりに帰国する彼女の父を迎えに行きます。父は、ハリウッドで映画の仕事をしていると言いますが、真也の目には、全く違うふうに見えていました。