坂東眞砂子さんの代表作・おススメ作品集
ねずみ
今日はどんな本を紹介してくれるの?
ふみもこ
今日は「死」と「性」を描いた作品が多い坂東眞砂子さんの作品について紹介するよ
「死」と「性」を描いた作品が多いです。2014年1月にがんのため、55歳の若さで亡くなられました。
今日の目次
『死国』
四国八十八か所の霊場にまつわる伝承をもとに描かれた、伝奇ロマン小説です。
『狗神』
『蟲』
『蛇鏡』
奈良を舞台に、人間の心情と蛇の神の祟りを描いた伝奇小説です。
『桜雨』 島清恋愛文学賞受賞
『屍の聲』
『山妣』 直木賞受賞
明治末期、雪国の自然を背景にし、山妣伝説をもとに、人間の情念を描いたホラー伝奇小説です。
『旅涯ての地』
13世紀のイタリア。マルコ・ポーロとともに帰郷した一行の中に、イコンを持つ奴隷がいました。イコンに導かれて、山の彼方へと旅立ちます。壮大な歴史ロマン小説です。
『曼荼羅道』 柴田錬三郎賞受賞
二組の男女が、時空を越えて、「曼荼羅道」で交錯します。圧倒的な迫力で、家族と愛憎を描いています。
『梟首の島』
『血と聖』
『異国の迷路』
ニューヨーク、フィレンツェ、東南アジアなど、異国の地を舞台に、男女が織りなすホラー短編集です。
『傀儡』
『くちぬい』
『朱鳥の陵』
『隠された刻(とき)』
南太平洋の王国イリアキに伝わる、予言の砂絵。三つの時代を行き来しながら、物語に取り込まれていきます。
『眠る魚』
東日本大震災後、父の訃報を受け、南太平洋のバツアヌから帰国した主人公の彩実。そんな中、奇妙な風土病が現れます。渾身の遺作です。