山崎豊子さんの代表作・おススメ作品集
ねずみ
今日はどんな本を紹介してくれるの?
ふみもこ
今日は『白い巨塔』、『華麗なる一族』など多くの作品が映画化・ドラマ化されていて、『花のれん』 直木賞受賞、『運命の人』 毎日出版文化賞受賞で有名な山崎豊子さんの代表作・おススメ作品集を紹介するよ!
ねずみ
華麗なる一族見てた!楽しみ♪
多くの作品が映像化されています。
『花のれん』 直木賞受賞
夫が急死し、幼い子供とともに残された多加は、金策に走り、寄席を開きました。女興行師の奮闘ぶりを描いています。
『白い巨塔』
大学に勤務する財前五郎と里美修二という対照的な人物を通して、医局制度や医学界の問題を鋭く追及した社会派小説です。
『華麗なる一族』
大富豪の銀行家一族を軸に、政財界で富と権力を追い求める人々を描いています。
『不毛地帯』
大本営参謀・壱岐正は、満州でソ連軍に抑留されます。極寒のシベリアで11年耐え抜き、昭和31年に帰還します。第二の人生は、商社マンとして生きることを決意します。商戦という孤独な戦いに身を投じます。
『二つの祖国』
アメリカに生まれ、アメリカ人として育てられた日系二世たち。日米開戦は彼らに、アメリカ人として生きるのか、日本人として生きるのかを突き付けました。彼らの苦悩の物語です。
『大地の子』
中国残留孤児である陸一心を主人公として、文化大革命時代の異常な社会を描いています。
『沈まぬ太陽』
『運命の人』 毎日出版文化賞受賞
沖縄返還にまつわる政府の機密文書を入手した新聞記者と、その機密文書を渡した女性秘書が逮捕された、「外務省機密漏洩事件」をもとにした物語です。
『約束の海』 遺作です。
海上自衛隊の潜水艦と釣り船が衝突し、多数の犠牲者が出ます。乗組員たちは、過酷な試練に直面します。戦争をしないための軍隊、自衛隊という存在について問いかけています。